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What Are You Doing To Make Work Fun : 楽しく仕事をしてもらうための方策は?

仕事は真剣に取り組むべきであるという概念を打ち破るのは、難しいことです。

どこかのオフィスビルには、まるで「楽しむこと厳禁」という張り紙でも掲げられているのではないかと思ってしまいます。あるいは、「笑ったものは即懲戒処分に処す」という張り紙でも貼ってありそうです。

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私は、職場に笑い声が響いているのが大好きです。お腹を抱えて笑っている人を見るのなど最高です。

ある顧客は、重要業績目標や歯磨き粉の販売キャンペーンについて話すとき、まるで外科医がトリプルバイパス手術について話しているかのような深刻さで話すのです。地下鉄に乗っている通勤客などは、強制収容所に向かっているかのようです。考えてもみてください。四六時中、そんなに真剣である必要があるでしょうか?

私は、社内に「お楽しみゾーン」を設けたらいいのではないかと思っています。いっそのこと、全社を「お楽しみゾーン」にしてしまったらいいのではないでしょうか?

仕事で費やす時間はとても長いのですから、楽しんだ方がいいでしょう? 生産性は落ちないと誓います。むしろ、上がると誓ってもいいです。

それでは、一体どうしたら良いでしょう?

まず、皆を驚かすことから始めましょう。会議のテーブルの上に、何か食べ物を置いてみるのです。食べる事が嫌いな人はいないはずですし、みんなリラックスすること請け合いです。

グーグルが社員に無料で食事を提供するのにはちゃんと理由があるのです。ある同僚がケーキを1台差し入れてくれたことがあったのですが、他の教授らのびっくりした顔は忘れることができません。ケーキがハワイへの往復航空運賃代ぐらいしたのか、ぐらいの驚きようでした。

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カジュアル・フライデーやカジュアル・ドレス・デーなどを設けている企業は多いですね。それなら、ドレスアップ・フライデーというのがあってもいいんじゃないですか?

このようなものも、それなりに効果はありますが、日常的にもっと楽しんでもらいたいなら、一連の規則を思い切って無くしてしまいましょう。

「それは規則違反だから」という言葉ほど、楽しみを台無しにしてしまう言葉はないからです。分厚いルールブックほど、人々の幸せに水をさすものはありません。

職場での行動はどうあるべきかについて、ルールブックの型にはまった考え方をしてはいけません。

従業員にもっと自由を与えてごらんなさい。そうすれば、従業員はもっと楽しく働いてくれるはずです。競争会社に引き抜かれることもなくなるでしょう。従業員からも顧客からも愛されているサウスウェスト航空やザッポスの例を思い出してください。

私が仕事をしたことのあるクライアントの一人は、職場で私的な電話をかけたり個人的なeメールをチェックしたりする従業員を処罰していました。彼は、その従業員の人事ファイルに、この違反行為を記した文書を貼り付けました。まるで子供を扱ってるみたいじゃないですか! それなのに彼は、従業員にもっと職場で楽しんでほしいと私に相談してくるのです。そして、クリエイティビティ・コンサルタントを雇いたいとも。

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「お金の無駄遣いですからおやめなさい」と私は彼に言いました。

毎日、職場で楽しむことを目標にしましょう。

今日も明日も。毎日です。是非やってみてください。

(挿絵の英文訳: 上:楽しむこと厳禁、中:ドレスアップ・フライデー、下: 是非やってみてください)

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